病理学

腫瘍と過形成とほくろ

とある本を読んでいたら、腫瘍と過形成の違いは刺激がなくなると消えるかどうかと書いてありました。どちらも増殖性病変ですが、刺激がなくなっても増えたままなのが腫瘍、刺激がなくなると元に戻るのが過形成だそうです。厳密には他の条件もあるかと思いま…

感染症のHE染色組織所見(1) 日本紅斑熱

IASAのページ ヒトおよびイヌの日本紅斑熱では組織所見(HE染色)は以下の通りだったとのことです。 血管周囲性リンパ球浸潤(ヒト、紅斑皮膚生検) フィブリン析出を伴う壊死性潰瘍(ヒト、刺し口皮膚生検) 小腸、腎臓、精巣、肝臓等のマクロファージ集簇…